風俗店を辞めてガールズバーへ。そこで気付いたこと。

ここ数日は私が風俗店を辞めた流れを紹介しましたが、その後はガールズバー、風俗関係の広告代理店などで勤務してました！今回は風俗店を辞めた直後にガールズバーで働いたことで気付いた点を紹介させて頂きます。

時はまさにガールズバーブーム
ガールズバーで働いて感じる違和感
お客さんが楽しいと思えるお店作り
1年半くらいからお店の売上は鰻登り
最後に

時はまさにガールズバーブーム

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お客側の【安く女の子と飲める】と女の子側の【ノルマ、連絡先交換しなくてもソコソコ稼げる】。この2つが上手く結びついたことでガールズバー業界が一気にブームになっていました。キャバクラをオープンするよりもガールズバーをオープンさせた方が良いとも思えるくらいでした。またキャバクラで疲れた子たちもガールズバーへ多数流れる傾向もあり。お客、女の子共に上手くメリットが噛み合った面が業界が大きく成長した要因の一つでしょう。

私も知人がオープンさせたガールズバーで勤務するようになりました。ただ働いてみて疑問や違和感がいくつも感じることが多々ありました。

ガールズバーで働いて感じる違和感

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女の子のおねだりが多い

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キャバクラよりも安く飲めるのが売りなガールズバーですが会計が2.3万することもあります。長い時間いたり女の子にドリンクを飲ませれば追加料金は発生するとはいえ、この料金ならキャバクラ行った方が楽しんじゃない？と感じます。

60分3000円のお店でしたが女の子の時給を引けばお店側の利益というのはごく僅かです。お店としては「いかにドリンクをもらえるか」というのが一番売上を伸ばす近道です。また女の子にもドリンクバックがあり、それは時給とは別にプラスアルファーで自分に入ってきます（中にはドリンクバックがないお店もある）

そういったこともありお店が女の子におねだりドリンクをさせるケースや女の子自らガンガンおねだりドリンクをするケースが出てきます。

以前のブログでも言いましたが「お客さんが楽しくてドリンクをあげた結果で客単価があがるのは次回来店にも繋がりますが、お店や女の子主導で客単価をあげれば「高いお店」と印象づけてしまい次回来店に繋がりにくくなります。

半年後、1年後に繋げることを考えて店舗運営してるのかが疑問になりました。

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何も考えてない付け回しが多い

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しっかりと運営してるキャバクラでは付け回しはお店の命と言って良いほどです。このお客には、こういう子がよい。あそこのテーブルは盛り上がっていない、など色んなことを見て考えて付け回しをします。

しかしガールズバーは、そういうことを考えずにただ、いる子をお客さんにつけるだけという印象です。私自身、働きながら「新規なら、この子を付けた方がよい」「このお客さんはこういうタイプの子が好きそう」「あのテーブルは盛り上がってないから、延長取りたいなら今チェンジした方がよい」など営業していても感じる面はありました。

その結果、私の勤務してたお店は場所柄もあるかもしれませんが常連よりも一見客が多い傾向にありました。

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ネットではなくお店前でPR

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路上で声をかけると客引き行為で違法ですから、お店の前でお客さんを捕まえる傾向が今も昔も変わりません。HPやブログなどもやってたようですが更新頻度は極めて少ないです。ネット関係から情報を得て来店する人もいるのですが、今、目の前を歩いてる人をいかに来てもらうかしか考えていないようにも見えます。

勿論、お店の前に立っていた方がお客さんを捕まえやすいかも知れません。しかし、お店の前に女の子が立っていないとお客さんがこないという現象も後々、起こります。なぜならお店の前に立ってない＝お店が忙しいからとお客側は感じてしまいます。そうなれば他のお店にお客さんは流れてしまうでしょう。

実際にガールズバーで当時働いて私が感じてたのは上記の3つの危機感です。結局ガールズバーがブームで今はお客さんも入ってるけど次回来店に繋げないと意味がないからです。お店自体はオープンして3.4ヶ月でしたが、上記のあげた3つのことを取り組まないと確実にお店は3年以内で閉店するだろうと予想してました。

お客さんが楽しいと思えるお店作り

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60分3000円とセット料金は安く、女の子も可愛い子や話が上手な子もいるんですから「おねだりドリンクをしない」「女の子のガン回しをしない」。この2つをするだけでまずは良いです。短期的に店舗運営を考えてるなら別ですがお店をオープンさせた以上は5年、10年と運営しないと意味がありません。

そのためにはまず「常連さんの人数を増やす」。オープンしてから1年は、ただこれだけ考えて営業するだけです。1年目から売上をとりにいけばお客さんは離れます。

一年目は「客数」「リピート率」、2年目で「客単価」と計画的に考えて店舗運営しないのは危険です。私の周りでキャバクラ経営してる人がいますが、女の子やお店主導で客単価を取りにいく手法の店舗は9割、3年以内で閉店してます。

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女の子各自の接客スタイルを見て褒めたりアドバイスを

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勿論、女の子が売りの商売ですから女の子のレベルアップは日頃から心がけていきましょう。女の子の接客自体を見てない店舗も最近は多く感じるので、「こうした方がよい」「これはダメ」などきちんとお店側が伝える必要性があるでしょう。

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店内で女の子をアピールする

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女の子をガン回しするお店もありますが、お客さんは店内の他の子も見てます。来店時に全員の子をつけるよりも「こんな子もいるんだ！」「あの子が気にある」と思わせることも必要です。ガン回しでつけるよりも、女の子を店内をうろちょろさせることで、こんな子もいるアピールをお客さんにすることで次回来店に繋げれる可能性も出てきます。

1年半くらいからお店の売上は鰻登り

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他にも要因はありますが「女の子からのおねだりドリンクをしない」「常連客作り」を中心にお店を運営した結果、1年半くらいから売上が鰻登りです。客単価が高いというわけではありませんが客数が伸びたのは実感できました。

勿論、暇な日もありますが、月別で見れば売上もお客さんも増えてます。その中でも「お客さんが少なかったけど、客単価が良いから売上がソコソコ良い」みたいな日も出てきます。客単価が良い日はラッキーだったねくらいで良いと思っています。

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女の子とのコミュニケーションをとって信頼関係を

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私が予想してたよりも早い時期に売上が上がっていきましたが、女の子の努力なしでは売上を上げることは出来ません。女の子各自の接客を見て良い点は褒める、悪いところがあればアドバイスをするなども忘れてはいけません。そうすることでお店と女の子に信頼関係が生まれます。雑談でコミュニケーションをという人もいますが、それも時には必要ですが仕事面においてしっかり話すことが重要ですから、そのへんのオンオフはしっかりとしましょう。

また、この頃くらいには閉店するお店も多々出ていました。ライバル店もドンドン増えていく中で、その時の売上を意識しすぎた結果が閉店に繋がった一番の要因だと個人的には思います。