元ガールズバー店長日記

ガールズバーやキャバクラ、風俗店などで店長をしてきました。お客さん目線、働く側目線で思うこと、感じることをブログに書きたいと思います。Twitterもやってるので宜しくです。

こうして痛客、ウザ客は誕生する。貴方は大量の痛客を作り出していませんか?

飲んでる席でギャーギャー騒いで迷惑な人、店内をウロウロしてる意味不明な人、大声で下ネタ連発してる人、俺は偉いんだトークを大声でする人…

 

こういう人を見かけたことは誰もが一度くらいはあると思います。こういうお客さんはお水商売では痛客、ウザ客などと呼ばれます。冷静になって考えなくても「こんな飲み方をしてたら痛客と思われて仕方ない」と感じますが、なぜ彼らはこの様になってしまったんでしょうか?

 

職種的に飲み方が汚いと飲食業界、水商売では有名な「自衛隊、警察、消防」を見ることで何故にこの様な飲み方、遊び方になってしまうのかが見えてくる要素があるので紹介していきます。

 

 

 

 

先輩、上司が飲み方を知らない

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自衛隊、警察、消防」というのは上下関係がしっかりとしています。上の言うことには「絶対」という風潮がある職種です。仕事の際、この風潮が良い悪いは別としてプライベートの時間においても上の言うことは「絶対」という流れがあります。

 

上の人が周りのことを気にしたりできる人であれば良いのですが、先輩や上司が先頭を切ってギャーギャー騒いだり、女の子を強引に口説こうとする傾向が非常に強いです。下の人はそれを止めようともしません。上司や先輩の言うことが「絶対」というのが飲みの席にもあり、上がおかしい、悪いことをしてると思っていても後輩や部下はそれを止めることができません。

 

この様な状況にいることで最初はおかしいと思っていた人も染まってしまい上司や先輩みたいになり最終的には痛客の集団となってしまいます。

 

「他のお客さんのことを考える」というのはごくごく当たり前のことですが、それが出来ない、お酒のマナーを後輩へ教えることも出来ないことで悪循環してドンドン痛客を生み出すことになる要因になっているでしょう。

 

 

閉鎖的な空間で過ごすことで価値観が非常に狭くなる

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人の価値観というものは、もともと自分自身が持ってるものです。色んな人との交流を通して、その価値観が変わったり広がったりすることが多いです。それが人間的な成長にも繋がってもいきます。

 

しかし自衛隊、警察、消防」は価値観、視野が非常に狭い人が多いです。なぜなら、仕事もプライベートもいつも同じ者同士でいることが多いからです。勿論、仲を深めるということでは大事なことではあります。

 

いつも同じ人といても価値観や視野は広がりません。その中でも自衛隊はこの3つの職種の中でも、特にその傾向が強く出ます。なぜなら衣食住を共にするからです。

 

会社や職種が違う友達や知人と接することで新たな情報、考え方に気づくことがあり、それは自分の価値観や視野の広がりに繋がります。それができないことで人間的な成長が難しい状況になっています。

 

自分たちの常識は世間の非常識

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自分たちの価値観が広がることがなく結果的に「自分たちの常識」が「世間の常識」とかけ離れてしまう現象が出てしまいます。これを彼らに注意しても「自分たちの何が悪いの?」と理解も出来なくなり、世間とのギャップは溝を深めるばかり。

 

上の人がしっかりとお酒の席でのマナー、他のお客さんへの気遣いなどを教えることが出来ないことで、若い世代も上と同じ様になってしまいます。

 

お酒に関しては学校の授業で少しやる適度ですが、実際は社会に出てから会社や組織がやるべきではないかと個人的には感じます。自衛隊、警察、消防」の価値観が世間と離れすぎてるのであれば、公務員ではない一般の人が「お酒についての授業をする」「マナー教室の教師を呼ぶ」などすることが必要ではないかと個人的には思います。

 

 

自衛隊、警察、消防だけの話ではなくサラリーマンにもいる

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自衛隊、警察、消防」の飲み会は飲食店、お水商売から嫌われてる傾向が強いですが何も彼らだけではありません。一般企業に勤務してる人でもいることです。特にブラック企業で勤務してるサラリーマンは酷いものです。ブラック企業に洗脳されてるのか知りませんがモラルやマナーがない人も多々見かけます。

 

近年は会社での飲み会自体少なくなっていることで「お酒の場を上司から教わる」ということ自体が死語になりつつもあるんでしょう。

 

 

今後も痛客は増え続ける?

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若い頃に飲みや遊びで良いも悪いも経験することで30歳すぎたくらいで落ち着いてくるのですが、30歳を過ぎてからお酒や遊びを覚える人も増えています。こういう人が痛客、ウザ客になる傾向が強いように見えます。

 

収入的にも若い頃に比べると増えています。遊びを知らない30代、収入がそこそこあると暴走する可能性もけっして低くはありません。また遊びで失敗して大きなトラブルに巻き込まれたりすることもあります。

 

20代の若い頃に積極的に遊べとは言いませんが良いも悪いも多少は経験することは必要かなと個人的には考えています。

 

・会社での飲み会が減ることで、「飲み方や遊び方」を教える機会が減っている

・飲み方を知らない世代が上司になり後輩も飲み方が分からないという悪循環

・お酒離れしてる若い世代が30代になってから遊ぶ可能性がある

 

これらの要因から個人的には将来的に痛客、ウザ客はより増えてくるような気がします。

 

お酒の飲み方、遊び方をGoogle、Yahoo検索で学べ

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・「ガールズバー 痛客」「キャバクラ 痛客」

・「お酒 マナー」「お酒の飲み方 社会人」

・「風俗 嫌われる客」「風俗 良い客」

 

など自分で検索してお酒の飲み方やモラルを学ぶ時代になったのはないかと感じます。

これだけインターネットが発達してますから誰でも検索できます。お客さんは「どんなお店に行こうかな」「どんな女の子がいるのかな」ということは必死になって検索するけど「お客に関しての情報」を検索する人が少ない様に感じます。

 

お水商売は夜の社交場という認識は働く側にはあるけど、お客側が認識してない傾向がドンドン強くなっており非常に残念です。

 

今の時代、「お酒の飲み方、遊び方」は社会に出て上司や先輩から教わるものではなく自分で調べて知識を得る時代になってきたのではないでしょうか?働く側からみて「こういうお客は好き、嫌い」という記事は沢山あるので、お客さんもそういうのを見る必要性はあると思います。もし貴方が働く女性から好かれたいと思っているのであれば。

 

 

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