元ガールズバー店長日記

ガールズバーやキャバクラ、風俗店などで店長をしてきました。お客さん目線、働く側目線で思うこと、感じることをブログに書きたいと思います。Twitterもやってるので宜しくです。

2020年は風俗、お水業界で働く子が増えるかもしれない!

news.yahoo.co.jp

 

昨日からこの様なニュースが出ています。GDPとは国内総生産のことであり、現状の景気が良い悪いの目安にもなっています。去年の10月から12月の指数を表してますが増税後ですから個人消費の低迷、増税前の駆け込み需要などの影響もありGDPが落ちるのはある程度予測出来ます。

 

GDPとは何かというのはこちらをご覧下さい。

data.wingarc.com

 

しかし2020年になり中国武漢で発生したコロナウィルスが各国で広がりを見せて経済的に大きな影響が出ています。中国人客の低下により影響を受けてる業界もありますが、消毒アルコール不足の為に業務が滞る業界もあります。コロナウィルスの影響で東京マラソンの一般参加の中止というニュースも出ています。

 

コロナウィルスの影響で日本経済は大打撃をうけ、それがいつ解消されるのか分からない状況です。2020年1月からのGDPは更に落ち込むことが予測され景気低迷になりそうな予感がしてる人が沢山いるでしょう。

 

景気が落ち込めば給料が下がったり、リストラや派遣切り、最悪は倒産ということも考えられます!そうなれば風俗やお水業界で働こうと考える人も多くなるのではないでしょうか?1月最初に私が予測した事案も絡めて紹介していこうと思います。

 

チャイナ+1

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2000年代に中国で反日デモが多くあり、その際に日本企業のお店や工場が襲撃されるという事案がありました。中国の工場を出すことでコストダウンが出来るので中国に進出してる企業は多かったです。しかし会社や工場を襲撃されることによりダメージが出ます。その頃の中国経済は上昇しており人件費も高騰していました。これらのことから、中国に本拠地を置くリスク、コスト上昇もあるので、企業は中国以外に東南アジアにも拠点を置くようになりました。チャイナリスクを回避もしくは軽減される目的、人件費を抑えるためです。これがチャイナ+1というものです

 

しかしコロナウィルスは世界的に拡散しています。チャイナリスクを回避できたとしても他の国なら安全という訳ではないのが現状です。現にアジアに対しての投資は今年になりドンドン減少してます。特に中国と結びつきが強い国の海外投資は減ってます。

 

そうなると日本企業も縮小の方向に舵をとらざる負えなくなる可能性もあります。

 

4月から始まる同一労働同一賃金制度

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1月に記事にしましたがこちらが2020年の4月から大企業で開始となり来年4月には中小企業では始まります。

 

girlsbartan.hatenablog.com

 

こちらの記事にも書きましたがざっくりと言えば「同じ仕事をしてるのであれば同じ給与、待遇をしましょう」という制度であり「正規雇用と非正規雇用の格差を埋める」という目的があります。しかし非正規雇用側の給与や待遇をあげろという制度ではありません。正規雇用側の給与を下げて非正規雇用と同じ給与、待遇にしても違法にはなりません。

 

業績が低迷、更にいつまで今の現状が続くか分からない不透明性を考えたら非正規側の給与をあげてバランスをとるよりも正規雇用側の給与、待遇を引き下げる会社も多くなる可能性もあります。

 

最悪はリストラや派遣切りと言った大胆なことをする会社も出てくるかもしれません。大企業で余裕がある会社なら人件費をあげることが出来ますが、余裕がない会社にとっては非常に悩まされる制度です。

 

2019年4月に始まってる働き方改革関連法

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2019年に改正されたもので「残業時間を減らす」というものがあります。企業にもよりますが19.20時になったらPCが使えなくなる、電気が使えなくなるなど企業側で残業できないようにしてる会社もあります。しかし基本給が低い人からすると残業代があるから何とか生活が成立してた人も少なくはありません。残業に関しては過労死の問題などもあるので残業が良い悪いという話は今回はしませんが、残業したくてもできないという人も一定数出ています。そういう人にとっては喜べる法改正ではないかも知れません。

 

空いた時間で効率よく稼ぐ人が増える可能性

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収入の減少などで副業を始める人が多くなる可能性もあります。2018年から働き方改革の一環として副業の解禁もありました。副業で時間や体力を使ってしまうと本業に支障が出るので副業をするのであれば効率よく稼ぎたいと考える人が多いかと思います。

 

会社には言えない副業ではありますが風俗やお水関係のお仕事は高収入を得られる可能性があります。現状でも仕事後や休みの日に副業的に働いてる子はいますが、そういう子たちが今後、増えるんじゃないかと感じてます。 

 

今の東京の最低時給は1013円です。3~4時間働けば3~4000円です!風俗やお水業界であれば短時間でも1.2万…それ以上稼ぐことも本人次第で出来るかも知れません。すなわち効率よく高収入が望める職種と言っても過言ではありません。

 

今の現状を見ると副業的にやりやすく融通が利くお店に女の子が集まるんじゃないかと個人的には推測します。

 

女の子が増えるけどお客さんは?

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収入が減ることで風俗やお水で働く女性が増えてもお客さんの来店がないと意味がありません。良い悪いなどは別として女性は風俗やお水という職で高収入を短時間で得られる可能性があるけど、男性の場合はこのような職はほとんどないんではないでしょうか?株やFXなどで稼いでる人もいますが、これを始める為にも金は必要です。また、やったからといって必ず収益を上げられることが出来るという訳ではありません。ハイリスクハイリターンです。

 

じゃあ居酒屋やコンビニで短時間バイトするかというと本職にも影響が出るのであまりする人はいないでしょう。恐らく生活が出来ないレベルまで収入が下がらないとなかなか副業で働くということはしないんではないでしょうか?

 

girlsbartan.hatenablog.com

 

1月に書いた記事ですがシンプルに風俗やキャバクラに行かない、行く回数を減らす、予算を下げるなどして節約志向になるのが一般的な流れじゃないかと思います。

 

売り手と買い手のバランスがあわない

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・収入が減ったから風俗やキャバクラで働こうとする女性

・収入が減ったから遊びを抑える男性

 

売り手と買い手のバランスがとりにくくなる可能性があります。女の子の出勤が10人で集客が50名なら単純計算一人5人のお客さんを接客してます。これが女の子の出勤が12人で集客数が同じ50名なら一人当たり4.1人の接客ということです。

 

風俗やお水業界は女の子がいないと始まらない職種ではありますが、出勤数が多ければ、お客さんの来店も多くならないと利益は出せません。お客さんを集客できなければ女の子も他のお店へ流れたりする可能性も高くなります。

 

ヘビーユーザーも大事ですが「1か月に一回遊びに来てくれる客層」をお店がどれだけ持っているかが問われる時じゃないかと考えています。また女の子の給与をある程度は保証することで定着率をあげることも重要だと思っています。

 

2020年はまだ始まったばかり

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2020年の初めに私なりの今年の予測をしました。

アメリカ、イラン問題
アメリカ中国の貿易戦争
・4月から新制度開始
東京オリンピック
アメリカ大統領選

などあげましたが2020年はまだ2月で始まったばかり。
コロナウィルス拡大でずっとニュースになっていますが、他にも沢山ポイントになる事案はあります。「2月の閑散期だからお客さんが少ない」と気軽に考えてたら、後になってトンでもないことが起こるかも知れません。ある程度は予測して「2020年はどういう戦略でいくか」を何パターンか考えておいた方が良いと思いますよ。

 

 ※

私は経済、政治などに詳しくありませんが自分なりに調べて予測をしてます。確実にこうなるという訳ではありません。少しでも何か得る物があったら幸いです。日々、店舗運営される方、現場で働いてるスタッフ、女の子は自分にできることをしっかりと考えて頑張ってほしいです。最後までご覧いただきありがとうございました!