店舗運営されてる方、男性スタッフさんへ。自分の働いてるお店って実際どう?
どんな仕事でもそうですが、「お客さんや取引先側から見て自分の会社やお店がどう写ってるんだろうか?」ということは気になるところです。客観的に見て判断することも仕事において必要なことですが、自分たちを客観的に見ることはとても難しいです。
今回は、あるお店へいった時のエピソードを紹介していきます。
(写メとエピソードは関係ありません)
ある地区に当時の社長の後輩がソープランドをオープンした時の話です。
社長
「この店、後輩のお店だからご祝儀包んで、スタッフ2.3人で挨拶がてら遊んできて。」
私
「わかりました。ではお店に電話予約して事前に伝えた方がいいですかね?」
社長
「向こうも自分の店の社長の知り合いが来たとなったら、気を使うだろ?だから帰り間際に軽く挨拶してご祝儀を渡してきて。」
私
「わかりました。ではスタッフの○○と○○と私の3人でいきます。仕事の兼ね合いもあるから16.17時くらいには行きます」
社長
「それじゃあよろしくね」
という流れでした。無論、お金は全て社長が出してくれるとのことなので内心「やった!」と思ってました。
(写メとエピソードは関係ありません)
スタッフ二人を引き連れてお店に16時頃、到着しました。お店に入ると…
「順番に受付しますので待合室でお待ち下さい」
と男性スタッフに言われたので待合室で待っていました。
しかし10分、20分、30分経過しても呼ばれない…40分くらい経過した時に1人のスタッフが、「ちょっと受付で聞いてきます」と席を立つと…その後「え?それ聞いてないですけど?」と連れてきたスタッフの声が聞こえたので「え?どした?」と思い私ともうひとりのスタッフも一緒に受付へいきました。
お店のスタッフ
「フリーのお客様の受付は17時からになります」
私の連れA
「え?そんなこと聞いてないですよ!別に待つならいいですけど最初に言ってくれないと困りますよ?」
お店のスタッフ
「ですからフリーのお客様の受付は17時からになりますと今言ってます」
私の連れA
「それ今言うことじゃなくて、来店時に言うものじゃないですか?」
お店のスタッフ
「あっ!はあ…ですがフリーのお客様の受付は17時からになりますので」
と同じ話のやり取りでしたので私が
私
「○○君、もういいよ!他の店行こう!これ以上、話しても無駄だから」
と言いお店を出ました。今あったことを社長に伝えようと電話しようとしたら後ろから
「おい」という声が聞こえました。振り返ると先程の店のスタッフです。
その瞬間、「おめえら、もう店に来るんじゃねえぞ!」と怒鳴りだして店に戻ろうとしました!
私の連れ二人がキレてしまい、店員のところへいき、「なんていった?外まできて何してるかわかってるの?」など言い合いになったので、
私
「実は私○○で○○というお店の店長してる○○です!」
お店のスタッフ
「あ?てめえ、うちは同業者禁止だ!さっさと帰れ」
私
「今日はうちの社長の後輩がお店をオープンしたから、ご祝儀渡しのついでに遊んでこいって言われたから来たんですよ」
お店のスタッフ
「・・・・・」
私
「これはご祝儀なので社長さんに渡して下さい!あと、これは、よかったら皆さんで召し上がって下さい。後から渡した渡してないって話になると面倒なので貴方の名前を教えてくれますか?」
お店のスタッフ
「・・・・・」
私
「話聞いてます?貴方の名前を教えて下さい、僕は貴方にご祝儀とお茶菓子を渡したので、誰に渡したか上に伝えないといけないので」
お店のスタッフ
「・・・・・」
私
「僕は名乗ってるのに貴方は名乗れない理由でもあるんですか?では連れも含めて全員で貴方の顔と特徴を覚えて、うちの社長に伝えます。今日はとっても丁寧な対応ありがとうございました」
と言いその場から離れ社長に先程あった出来事を全て伝えると
社長
「変な思いさせて悪かったな!とりあえず他の店で気分転換で遊んでこい」と言われ私の知ってるお店に行こうとしたら、社長から連絡がきました。
社長は後輩に伝えたようで「謝罪したいからお店にきてほしいって言ってるんだけど今から行ける?」と言われたので、連れは他のお店で遊ばせて私1人だけで再びそのお店へいきました。
私
「さっき、おたくに二度とくるなって怒鳴られたんだけど、社長さんが話があるっていうから来たんだけどお店に入って大丈夫?」
先程の男子スタッフ
「先程は大変失礼しました。どうぞこちらです」
と言われ事務所に通されました。そこにはお店の社長さんがいて
相手の社長
「○○さんのところで店長されてる方ですか?せっかくお越しいただいたのに、うちの従業員が大変失礼なことをして申し訳ございませんでした。」
と頭を下げられ謝罪されました。ちなみに、僕の社長からは事前に「きちんとダメ出しして良いから」と言われてたので
私
「社長さん、頭を上げて下さい。こちらも前もって電話をしておけば良かったので。ただ、先程の従業員はありえないですよ?お客さんに対して喧嘩まで売ってきてるんですから。もし私のお店でこんなことしたらクビですよ!」
相手の社長
「おっしゃるとおりです。本当に申し訳ございませんでした」
私
「それにさっきのスタッフ、僕たちにあういうことをしてるんですから、普段から同じ様なことやってますよ!あんなことして、お店がマイナスなのは構わないけど、お客さんがこの地域に来なくなりますよ。風俗業界のマイナスイメージにも繋がるし。それは同じ業界にいる者として許せないです。しっかりと対策して下さい」
相手の社長
「わかりました。スタッフに対してはきちんと指導、教育していきます。」
そして帰ろうとすると入口辺りにけんか腰で怒鳴り込んでたスタッフがいたので「お兄ちゃん、これで貴方の言う通り二度と店にこないから安心しな」と言い帰りました。その後あのスタッフはどうなったのかはわかりません。
長くなってしまいましたが、女の子がメインの職種とはいえ、男子スタッフも重要な存在です。極端にいえば「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」の部分で、しっかりしていれば女の子のサービスなどで満足してないお客様でも対応次第で次の来店に繋げることもできます。
今回述べたお店は稀なケースですが、店舗運営者さんは自分の知り合いに、お店にきてもらってどんな感じだったのかを見てもらうのも、たまにはよいかと思います。女の子のサービス面だけでなくお店の男子スタッフの対応もみてもらうためにも。
飲食店などでは「覆面調査員」という人を雇って自分のお店のサービス面のチェックをすることも増えています。風俗店でも系列のお店から社員を呼んで「サービスチェック」をする店舗さんもありますが、会社外の人間に見てもらうのも時には良い情報を得ることができるかもしれませんよ。