お店の男性スタッフさん、誘惑には負けないで？

「女の子が囲まれて仕事できていいよね？」

「講習できるって風俗代かからなくて良いよね？」

など知人に言われた経験は風俗店やキャバクラなどで働いてる人なら経験があったりするものです。日頃から目の前に欲がありますが、それに負けるようでは、この業界は向いていません。

駄目なことと分かっていても中には危険な道へ進んでしまう人がいます。

風紀は業界全体で共通のご法度事案

お店の女の子と男性スタッフがプライベートで付き合いことはご法度です。これが見つかってしまうとどうなるかは各お店の判断にはなりますがわかりません。

男女問わずに風紀問題を起こす人は一定数います。私の経験上、風紀した従業員はクビ、無論、その月の給料は出しません。お給料出さないのは明らかに違法行為ではありますが、そんなこと関係ないというスタイルでした。

他店では風紀をしたら罰金100万などある店もありますが、この雇用契約自体が違法です。しかし、そんなことは関係ないということでしょう。その程、風紀というものは許せない行為であるということです。

また風紀をした人は噂になる可能性もあります。業界全体は大きく広いですが、実際は世の中狭いなという面もあります。お店同士の付き合いから噂が広がることもあります。それに人の移動が激しい業界ですから女の子から女の子へ、女の子からお客さんへなど様々な形で広がりを見せることもあります。

そうなれば、この業界で受け入れてもらえなくなる可能性も秘めてますから風紀は絶対に止めましょう。

ではどうやって風紀を防げば良いのか？

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店外では会わない

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 一番は店外で二人っきりで会うことは極力避ける必要があるでしょう。しかし仕事上、どうしても二人っきりになるケースが生じることもあります。その際はスタッフ全員に事前に何のために店外に行くのかをきちんと伝える必要があるでしょう。

お客さんが外で見かけてお店に伝えてきたことをキッカケに風紀がバレるケースもあります。お店の外では誰に見られているか分かりませんから、店外で何故二人でいないと駄目なのかという理由を明確に他のスタッフにも伝えることで誤解を生じたとしても説明ができます。

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 プライベートには踏み込まない

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 お店での相談事、接客についての相談など仕事の相談をキッカケに私生活な相談になり結果的には男女の関係になるというケースもあります。

仕事上の相談はしっかりと聞いてアドバイスすることは大事ですが私生活まで話が進んでしまうことでより深い関係になりやすいでしょう。そのへんは、あくまで仕事とプライベートは明確に分けておくことが大事です。

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 二人っきりの時間を作らない

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相談事などは二人っきりになることが多いですが、それ以外で二人っきりのなる時間は避けた方がいいでしょう。暇だから雑談することもありますが、そういう状況が多くなればなるほど、風紀に繋がることもあります。

相談に乗る時も他のスタッフに「○○さんと話をしてくる」など一声かけておいてオープンにした方が良いです。他のスタッフが何も知らないと変な誤解が生じることもありますから。

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女の子と話すのは基本的にその時の責任者

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業務伝達以外は男子スタッフが女の子と話すのは避けた方が良いでしょう。もし女の子と話すのであれば、責任者や店長が一緒にいる時のみです。二人っきりの状況は避けた方が良いです。知らない所で親密になることもありますから。

女の子からの相談などは店長、もしくはその時間帯の責任者のみにしておきましょう。

売上金を横領する

こちらの私が勤務してた際に起きた事件です。ある社員が1年間で売上から約300万抜いて私物化した事件が起こりました。その社員は店内でもある程度の責任ある立場です。手口としては割引してないお客さんを割引を利用したことにして差額の金額を抜いていました。

ご新規は「○○のサイトを見たと言えば3000円引き」としましょう。通常料金で支払ったお客さんを新規客にして割引を適用し3000円抜くという手法です。これを一日数人することで1日1.2万の金額を自分の懐に入れてました。

この手のやり方は常套手段ですが、彼が受付してる時は売上が少し低いということを最初に気づきました。また割引数が他の時間と比べても多いのも違和感を感じました。

私自身で営業をチェックしてましたが、「○○のサイトを見た」と言った人が営業を見てた時間帯にいないにも関わらず、その割引が適用されてました。こんな日が数日あったので、本人に確認したところで横領してたことを認めました。

横領発覚してからどうなった？

私だけの判断で対応できなかったので社長に全て報告しました。

「いつ頃から横領をしてるのか？」

「一日平均、月平均どのくらい抜いていたのか？」

を徹底的に調べました。本人の話と過去のデータなどを確認すると月平均30万くらいで、これを一年くらい続けていました。350万くらいです。

その後は弁護士との話し合いです。350万を一括で返せるわけもなく月10万の35回払いをするという示談しました。無論、支払いが遅れたり、なかった場合は警察へ被害届を出すという事も付け加えてです。

彼はそのままクビになりましたが支払いの件は社長から、その後聞くことはありませんでした。

横領など売上金を守るためには？

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スタッフが1人の時間を極力作らない

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風紀と同様にこれがまずは大事かと思います。他のスタッフも見てることで、この様なことをすると見つかんじゃないか？と思わせる状況があるとないでは違います。周りの目がある状況を作ることは非常に重要でしょう。

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お金を扱えるのは限定的に

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横領に関係なくレジ金と売上金が違うというのはその他の業種でもあります。お釣りの渡し間違い、受付票の入力ミスなど要因は様々です。

こういうミスが起きた際に誰が間違えたのかが分かるようにする為にもお金を触れるスタッフを限定的にすることがあるでしょう。誰でも触れるような状況は盗むのも容易いです。

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売上金額だけでなくその他のこともチェック

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店長や責任者は今日の売上だけでなく、来店数、割引数、コース別、指名別などいろんな情報を毎日確認していけば、もし横領が生じても、ちょっとおかしい？と気づくキッカケにもなります。

見せしめ的なことは時に必要

表現が悪いですが自分の店で風紀や不祥事があれば、スタッフ全員に「こういうことがあって、こういう処分になった」と言うことは時に必要なことですし後々対策にもなります。

自分のお店だけでなく他店で起きた事件を聞いたりしたら、それをスタッフに言うことで「こういう事をしたら結果的にこういう処分になる」というのを分かってもらうのも必要なことだと思います。お店側としてもこれらを防ぐ完璧な対策というのは無理でしょうが、対策をしてないととんでもないトラブルになる可能性もあります。

処分される側は自業自得ですが処分する側も心情は複雑ですし後味が悪いです。

日々、目の前に欲がある仕事は他の職業ではなかなかありません。その欲に飲まれたらこの業界ではやっていけませんし、どういう処分になるか…わかりませんよ？

今現在、店舗で勤務されてる人で風紀してる方や横領してる方がいたら…どうなっても仕方ないと覚悟だけはしておいて下さい。

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