団体割引は必要?不要?
団体客を上手に取り込んで集客、売り上げをアップさせたいという狙いから【2名以上で〇〇円引き、3人以上で〇〇引き】などの団体割引をしてるお店もあるでしょう。
私自身も勤務してた際に「団体割引」をしてたこともありますが、正直なところ余り効果がないかなと感じてます。「団体客を取り込みたい」というだけで団体割引をするのはお店にとってマイナス面が多くなるんじゃないか?と考えています。
団体客は団体でいる時しか来ない
団体で来る人は一人の時にお店に行きません。誰かと一緒にいる時だけです。ということは常連になりにくいということです。その団体が定期的に集まって2.3次会は風俗やキャバクラ、ガールズバーに行くという流れが出来ていれば良いですが、その点は不明です。
風俗にしろお水にしろ私の経験上、団体客はその時だけのお客になりがちで、2.3か月後の営業に繋がりにくいです。団体で来てから一人で来るようになるお客さんは非常に少ないです。
そのことからも働く女の子側からしても、その日はお客さんがついて稼ぎになるかもしれないけど指名客として戻しにくい面があります。
団体客が他のお客さんに迷惑をかける
一人よりも二人、二人よりも三人と人数が増えれば騒がしくもなるのが普通な流れです。しかし、明らかに他のお客さんに迷惑なくらいに騒ぐ団体客がいます。団体客だからお金を使ってるように見えますが客単価を見ると団体客は客単価が低いです。一人で来て楽しんでるお客さんの方が客単価が高いです。一人でくるお客さんの方が常連客になりやすいですし、お店に落とす金額も変わってきます。
一人で来てる人の楽しみを団体客がぶち壊す!それにより客単価が良いお客さんがお店から離れてしまう。団体客を積極的に取り入れようとするとこういう現象が出てくる恐れがあります。
風俗だと受付時だけで、あとは女の子と一対一の接客になるので、他のお客さんへの迷惑行為は少ないですが、キャバクラやガールズバーは他のお客さんと同じ空間を共有しなくてはいけません。煩い団体客がいることで常連になりやすい一人で来てるお客さんの満足度は低下してしまいお店離れに繋がる可能性があるので、誰でもかれでも入店させると危険です。
度を越えて煩いのであればお店側から注意をする、最悪は帰ってもらうということも必要ではないでしょうか?
限定的に団体割引をしてみては?
ただやみくもに団体割引をしてもお店にとってもプラスは非常に少なくマイナス面が大きいだけだと感じてます。うるさい団体客が一人でくる常連さんの空間を邪魔をしてしまうからです。
もし団体割引をするならお店側もお客さんをしっかりと見るべきです。安いというだけでくるお客さんはお店にとってプラスにはなりません。
【いつも来てくれるお客さんでスタッフや女の子が良いなと思える人】だけに団体割引チケットを限定的に配布した方が良いかと思います。
団体客の割合は減りますが「いつも来てくれる良いお客さん」であれば、あまり変なお客さんを連れてきません。なぜなら「変や奴を連れていくと自分が恥ずかしい」と認識してるからです。
また、限定的に割引チケットを配布することでお客さんに特別感も出せます。いつも1万使ってくれる人が知人を連れてきても「客単価1万×来店数」くらいの売り上げを望めるでしょう。しかし、いつも団体で来る人は客単価が安い人としかこない傾向が強いです。「類は友を呼ぶ」ということわざがあるように、同じ現状が見えるということです。
たまにしかこない団体客を割引するよりも、いつも来てくれる人に「10100円の会計を1万ぽっきりにする」「おつまみをサービスする」などちょっとしたことをした方がお店にとってもプラスは大きいかと個人的には思います。
【最後に】
大人数で飲みに行ったり遊んだりすることが多くなる時期かもしれませんが「周りの人に迷惑をかけない」「不特定多数と同じ空間を共有してる」という認識をお客側の立場になる時は常に持っていないと大人として失格です。
「なんで、こんな認識を持たないとダメなの?」
と思う方は自宅で大人しく飲んだり遊んでください。周りから誘われても飲み会は断ってほしいです。なぜなら「1+1=2」という簡単な計算が出来ないのと同じレベルです。そういう人が外に出ると周りに迷惑ですし、最悪、犯罪行為をする可能性もあります。
「お金を払ってるし俺は客だ!」と思ってるような人は、一度、接客業に就かれてみてはいかがですか?新しい発見が出来るのは間違いないですから。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
踏み込んだ話などはこちらで有料で公開してます。
定期的にアップしていきますので宜しくお願いします。
Twitterでも色々と呟いでます。
くだらない内容ではありますが興味のある方はどうぞ!
https://twitter.com/kskingswing
※※※※※※※※※※※※※※※※※※