【後半】時代の変化に気づかず、衰退していく地域…閉店する店。コロナ禍で急激にその勢いが増す。
地域と某公務員についての関係性を書いてきましたが、今回はその続きを紹介していきます。
某公務員からコロナ感染が出る
某公務員からコロナ感染者を分かってる時点で3名出しています。ニュースを見る形ではコロナ関係の仕事をしてない人が感染したという事です。でもコロナ感染が出ていても最初は他の某公務員はギャーギャーと煩く飲んでましたから…危機感が組織としてないのでしょう。
それからしばらくしてから、全国の某公務員たちは飲みに行くのを禁止されます。それは某公務員に依存してたお店や町内会にとっては大ダメージです。コロナ禍とはいえ、今はお店は営業できますし、飲んだり遊んだりすることを禁止されてるわけではありません。
「某公務員が来ないから、お店は大変です。一般住民の方来てください」
なんて都合の良い話はないですし無論そういうお店にお客さんは行きません。今まで一般客を蔑ろにしてきた報いと言っても良いでしょう。
私が話をしたスナックのママ(某公務員に媚びてないママ)は組合で他のお店の人と顔を合わせることが多いようで話を聞いたところ…
「某公務員がこないから8割売り上げダウンした」
「毎日お客さんが全く来ない」
など悲痛の声を沢山聞いたようです。
「確かにコロナできついのはうちもだけど、そこまでか?」と内心思ったようです。
他店では入店する前に某公務員は「値切り交渉」してハイハイとやってるようですが、ママのところは「2000円で入れろ?それしか出せないなら居酒屋行って!」と某公務員に媚びない営業をしていました。
コロナ禍前からママは「某公務員の客単価の低さ」に気づいていたので「某公務員を10人入れるなら5人の一般のお客さんを入れる努力をしてきた」ようで私の意見と合致していました。
更なる追い打ち
違う場所ではありますが同職種の公務員からクラスターが出ました。それが更に全国の同職種へと拡散されました。それに伴い某大臣が「気が緩んでる」と会見が出るほどです。そうなることで某公務員は「飲みに行くのは禁止」が更に厳重になりました。
隠れて飲みに行く人もいるかも知れませんが、流石に地元で飲み会は出来ません。そうなれば今まで媚びてた地元のお店にとっては絶望的でしょう。
そして今日、東京では時短営業自粛と発表ですから某公務員たちは12月も飲みに行くことはできません。お店が忙しくなって利益を上げていける時期に某公務員が飲みに行けないのはお店にとって「死」に値すると言っても過言ではないので他の地区よりも、こちらの地区は絶望的でしょう。
コロナ禍で問題が浮き彫りになった
コロナ禍だからお客さんが来ないというのは地域、職種関係なくあると思いますが、本当にコロナ禍だけが理由でしょうか?
今まで目の前にある問題を棚上げにしてきた結果が私が住んでいる地域では一気に浮上してお店は対策を練る暇もなく爆発しただけのような気がします。私の予想ですが年明けから閉店するお店が増えるんじゃないかと思ってます。
本来であれば某公務員と一般客と差別することなくバランスをきちんとお店が保たなければならないにも関わらず公務員に媚びたこと。
「某公務員さんありがとう」と町内会が異常に過保護にしたことで公務員の組織としてもダメにしてしまったのではないかと思います。
これから、お店は生き残る道があるとすれば…
一般客と某公務員客どちらにも媚びることなくバランスを持つ、煩いなら注意する。
「そちらのお店に全員行かない様に通達するから」という某組織の脅しに屈しない!
それしかないでしょうが、これが根付くのは数年はかかるでしょう。今まで散々媚びてきたんですから、相当厳しいと思います。果たして根付くまでお店に資金があるかどうか…
某公務員に媚びないお店が増えていますし、このままいけば某公務員も相手にされません。意識の改革を某公務員側もしなければなりません。「そちらのお店に全員行かない様に通達するから」というのは媚びてないお店からすれば脅しになりません。「はい!どうぞ!」って言われたらかっこ悪いですよね?(笑)
別に某公務員は偉くはないですから飲み方やモラル、マナーの徹底をして地域住民や他のお客さんに迷惑をかけないという意識を常日頃から持つ必要性があります。これが持てないようでは地域と上手にやっていけません。
また「某公務員ありがたい」と思ってる世代は60代過ぎが大半です。私と話したママも私と同世代で40代です。今現場で働いてる20.30代のスタッフがこれからお店の責任者や経営者になってくるのも、そう先ではありません。
今の若い世代がお店で台頭してくる時代がくれば「某公務員がありがたい」とは思いませんから、逆に公務員の居場所がこの街からなくなっていくでしょう。
お互いにきちんと向かって良い点、悪い点に向き合わないとこの街の将来はもうないでしょう。
似たようなケースはたくさんある
某公務員で地元の話をしましたが、こういうパターンは他でもあるのではないでしょうか?
私は北海道の某町で生まれ育ちましたがその町は「某会社」のおかげで大きくなりました。私の父世代の時は「○○の会社で働いてる社員」というだけで偉い、凄いという印象が住民、会社の社員共にあったようですが時代も変わると大きい会社ではあるけど凄いと思う人はいなくなります。
時代が変われば価値観も変わりますし、その流れに某会社も気づいていたので「自分たちが偉い、凄い」と思わなくなってきたのでしょうし、住民にも同じことが言えます。
他にも大きな工場や会社がある地域というのは、近くで飲んだり遊んだりすることも多いと思いますが、そこにお店が媚びてしまうと何かあれば大変なことになるでしょう。
例えばその会社が倒産したり大規模リストラしたらどうなりますか?
お店側に問題があって客足が伸びないなら悪い点を改善すれば客足が戻ってくるかもしれませんが、完全に相手側の都合である場合はお店側は何もできません。メリットもあるかも知れませんが、メリットに甘えると大きなデメリットが返ってくるかもしれません。それが店舗の命取りとなる一撃になるでしょう。
色んなお客さんが来ない店舗運営は危険
どの商売にも言えることですが客数をきちんとつかめてない店舗運営は失敗してると言えるでしょう。私自身、焼き肉屋から風俗、ガールズバーなどで働いてましたが、どの店でも「ソコソコお金を使ってくれて定期的に来てくれる人」が一番大事です。
こういうお客さんをお店がどのくらい抱えているのか?と言うのが店舗運営においては重視しなければならないと思っています。
例えるなら風俗やキャバクラで女の子が毎月指名を20本とる女性がいたとします。
(1)20人のお客さんが毎月一回指名してくれる
(2)2人のお客さんが毎月10回指名してくれる
どちらも同じ本数ですが危険なのは(2)です。一人のお客さんが都合で来れない状況であれば一か月10本の指名に一気に減りますが(1)の場合は19本の指名はとれます。
商売もこれと同じでいかに多くのお客さんを掴めるかというのが重要にもかかわらず、私の地元のお店は(2)を選んでしまいました。
何もなければ問題がないのですが何かあった際に大ダメージを受けます。この人頼み、この組織、集団頼みの営業はリスク回避できず倒産に追い込まれるリスクも高くなるので絶対に避けるべきです。
コロナ禍だけど本当にコロナだけのせい?
前にも触れましたがコロナ禍の影響で厳しい現状であるのは様々なお店や会社はおなじでしょう。ただ、本当にコロナだけが問題ですか?実は前からずっと問題があるのにそれを放置してる、気づけていないっていうことはないですか?
個人的には居酒屋の店主が時短営業はキツイなどテレビのインタビューで答えてるのを見てますが、貴方のお店は「応援してくれるお客さんいないの?」って思うんです。
僕自身、付き合いが長いお店や女の子がいれば助けになりたいと思っていますし微力ではありますがお店に行ってお金を落とします。これって私だけでなくそう思ってくれるお客さんってたくさんいると思います。
日頃からお客さんを掴みとれてないから今きついのもあるんじゃないのかなって思います。コロナ禍で大変だと思うけど今までの店舗運営を振り返って問題点がなかったかを改めるのも必要じゃないでしょうか?
今回は前後半になり長文となりましたが最後までご覧頂き有難うございました。